い~とう巻き巻き

 
結局なんだかんだで、
ゆっくり眺めることなく、
 
春の代名詞、
桜はほぼほぼ散ってしまった。
 
そもそもお花見だとか、
正直にいうと関心が低いので(笑)
 
時間があろうとなかろうと、
という話なのだろうけど、
 
季節を感じながら過ごす、
という心の余裕は大切にしなくては。
 
いつからだったか、
音楽活動が生活の全てになって、
 
“練習の虫”ならぬ“活動の虫”
みたいな毎日で、
 
明日のことばかり考えて、
今日を過ごすようになった。
 
数年前のちょうどこの時期・・・
 
桜は満開に咲き誇り、
京都の桜の名所である木屋町通
 
友達なのか恋人なのかご夫婦なのか、
多くの人たちが桜を楽しんでいる中を、
 
僕はギターとカバンを背負って、
一人で下を向いて歩いていた。
 
もしかしたら、
僕だけ白黒だったんじゃなかろうか(笑)
 
本当にそれぐらいアウェイな感じで、
人の間をすり抜けながら、
 
下を向いて考えているのは、
明日のことばかり。
 
信号だったかな、
ふと立ち止まって周りを見たときに、
 
「僕、何やってるんやろ・・・」
とさらに下を向いた記憶がある(笑)
 
昨年リリースしたニューアルバム『2』
そこに収録している「KANPAI」という曲は、
 
ポップで明るい曲だけど、
その切ない体験から生まれた曲。
 
季節を限定しない歌詞にしたけど、
個人的には春を感じる曲である。
 
そんな本日4月6日は、
『春巻きの日』と言われている。
 
「春巻き」は諸外国で、
「Spring Roll」と呼ばれていることから、
 
Springの“4”月
Rollの語呂“6”で『春巻きの日』だそう。
 
そして春巻きというのは、
春の新芽や野菜などを巻いて食べたことが由来。
 
まさに春を包み込んだ、
春を味わう料理。
 
だから春の体験を包み込んだ「KANPAI」も、
いわば春巻きと言えよう。
 
 
さてさて、
作詞の仕方は人それぞれ、
何を書くかは自由。
 
そんな中で僕は実体験など、
自分のことを取り入れることが多い。
 
まさに“春巻き”ならぬ、
“伊藤巻き”である。
 
それが僕の作詞スタイル。
美味しいかどうかは知りません(笑)
 
もちろん、
実体験だけでは補えないから、
 
さまざまなやり方で、
いろんな曲を作るようにしているけど。
 
音源になってない曲も多いので、
ライブでたくさん歌っていきますね。
 
さぁ!
そんなことで、
今週末は大先輩である秋人さんとの2マンライブ!
 
秋人&伊藤直輝2マンライブ
『~四季‘OLI’OLI~ 2023 春 DO YOU KYOTO?』開催だ♪
 
今回はどんなライブになることやら(^m^)
 
ぜひぜひ一緒に春を楽しみましょう(^^)/
 
2023年04月09日(日)
【ライブ】秋人&伊藤直輝 2マンライブ
『~四季‘OLI’OLI~ 2023 春 DO YOU KYOTO?』
【時間】開場16:30 開演17:00
【場所】AKKUN’S(アックンズ)(京都)
【料金】前売¥3000 当日¥3500
(2オーダー別途)

 
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伊藤直輝ホームページ
http://naoki-ito.com