おばあちゃんが大好きだった。
一緒に住んでいなかったから、
たまにしか会えなかったけど、
たまにしか会えないぐらいの、
そんな距離感がよかったのか、
世話のかかる子供だったけど、
本当にいつでも優しかったし、
どんな時も味方してくれたし、
僕を笑って抱きしめてくれた。
おばあちゃんが大好きだった。
あの頃からずいぶん時を経て、
僕もすっかり大人の仲間入り。
仲間入りどころか完全に中年。
成人式も二回目を過ぎている。
いわゆる「ええオッサン」だ。
年齢ばかりオッサンになって、
中身は今でも子供みたいな男。
まさに「逆コナンくん」状態。
周りと比べる必要はないけど、
ヤバイ大人になってしまった。
こんな大人になった僕のこと、
どんな風に映ってるだろうか。
大好きだったおばあちゃんに、
恥じない男にならなくっちゃ。
そんなヤバイ大人の僕だけど、
おばあちゃん宛ての曲がある。
昨年作った「約束」という曲。
我ながら大好きな作品である。
さてさて、
先日はそんなおばあちゃんの、
久々のお墓参りに行ってきた。
「いつもありがとう」
ぐらいしか言えなかったけど、
想いの羽根はきっと届くはず。
本当に活動ばかりの音楽人生、
何だかんだ笑って生きている。
だから次にお墓参り行く時は、
ちゃんと持って行かなくては。
ということで、
レコーディングがんばります！
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伊藤直輝ホームページ
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