ベルばらシンガー

 
今でこそ服を着て、
言葉を使い計算をして、
 
“人間社会”という、
“今の常識”を組み立てた人間だけど、
 
遡って行けば、
もともとは野生の動物と同じ。
 
だから、
 
飽くまでも僕たちが持っている価値観は、
この社会における価値観であることを忘れてはいけない。
 
そしてもちろん、
この社会における価値観を忘れてもいけない。
 
どちらに偏り過ぎてもいけないから、
バランスはとても難しいけど、
 
物事の本質を見る目は、
しっかりと光らせておきたいところである。
 
そんな人間社会において、
必要不可欠なものの一つが「数字」
 
何かを比較するためには、
一番わかりやすい言語になる。
 
金額にすれば、
その物の値段が見えるし、
 
動員にすれば、
人の動きが見えるし、
 
いろんなものを数字化することで、
比較も計算もしやすくて便利なのだ。
 
だから「数字」は、
この社会においてとても大切なもの。
 
だけど、
 
その「数」だけに捉われてはいけない、
ということも忘れずにいなければ。
 
空から降って来た1万円と、
汗水たらして稼いだ1万円。
 
どちらも1万円分の物が買えるけど、
同じものを買っても価値は違ってくるように。
 
そんな本日は『ベルばらの日』
 
宝塚歌劇にて「ベルサイユのばら
が初めて公演された記念日だそうで、
 
通算上演回数1500回を突破する、
宝塚歌劇団史上最大のヒット作と言われている。
 
上演回数が1500回を超える、
なんて本当にすごいと思うし、
 
間違いなくヒット作であり、
素晴らしい演目なのだろうけど、
 
「上演回数が1500回を超えたからいい作品」
 
ではなく、
 
「いい作品だから上演回数が1500回を超えた」
 
という見方を忘れずにしよう。
 
 
さてさて、
音楽人生における重要なライブ活動。
 
ずっと途切れずにできているのは、
紛れもなく応援くださる皆さんのお陰。
 
その感謝の想いは、
溢れるほどに溢れているし、
 
だからこそどんな時も、
燃え尽きるような歌を歌うし、
 
真夏はもちろん真冬でも、
汗だくでクセ毛はクルンクルンになるほど全力だ。
 
ほんと、
 
今の伸びた髪はまさに“ベルばら”
に登場できるほどクルンクルンになる(笑)
 
この先どれぐらい上演できるか分からないけど、
行けるところまで僕の“ベルばら”を上演したいと思っている。
 
ですので、
どうぞ皆さんよろしくお願いいたします(^^)

 
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伊藤直輝ホームページ
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