今あることを見つめよう。

携帯の電池がダメになってる。

充電してもすぐに1になる。

ネットも通話も、ものすごい勢いで減るし、
写メに至っては1枚撮るのが限界だ。

だから、
外出中は必要最小限でしか使わないし、
家では常に充電器に繋いだまま使用している。

もはや、
外出中は携帯電話というより、
携帯電話の形をした携帯時計のような存在で、
家ではネットとメールができる携帯できない電話という存在である。

っと、、

これを、
返信が遅いことへの言い訳
にするわけではないのだけれど(汗)

ただこうなってみると、
いかに普段、自分が携帯電話に依存しているのかが、
痛いほどよくわかる。

そして、ふと、
携帯電話などなかった時代を引き合いに出して、

「変わったなぁ」

と、
どこか寂しさを含んだ言葉を使ってしまいがちである。

他にも携帯電話に関わらず、

「昔はよかった」

とか

「近頃の若者は」

みたいなフレーズをよく使ってしまいがちだ。

恋愛でもそう、

「昔はもっとラブラブだった」

みたいなね(笑)

でも、何故に人は
こんな風に昔のことばかり讃えてしまうんだろう。

確かに昔と比較して、
そう感じる部分もあるかもしれないけど、
逆の部分も大いにあるのに…。

恋愛だって、
恋から愛に、
恋心よりも愛情が深まるわけで、
ほんとはとても素敵なことなのにね。

ん〜。

きっと、

“昔あって今ない”

っていうのが、嫌なんだろうな。
無い物ねだりだから。

みんな寂しがり屋さんなんだな。

だけど逆に考えたら、

“昔なくて、今ある”

があるわけだから、
やっぱり今は素敵なわけだ。

どうしても、
“ある”
ことには麻痺して、
“ない”
ことに敏感になってしまうからね。

青い鳥と幸せと同じだ。

だからそれにちゃんと気づいていたいな。

うん。

僕もここ数年で、
音楽活動にいろいろな変化があったけど、
“今ある”
ものにしっかりと感謝と喜びを感じているし、
これからもそう感じ続けられるためにも、
やっぱり今を大切にがんばらないといけないと思っているよ。