誰かの欠伸を見るだけで、
不思議と欠伸が移ってしまう。
本来は眠たいときに出る欠伸が、
それとは無関係に出てしまうのだ。
それは自分が眠たいかどうかではなく、
相手の気持ちへの“共感”がさせるらしい。
だから親密であるほど移りやすい、
と言われている。
そしてそのような“共感”は、
なにも欠伸だけに限らない。
誰かがイライラしていると、
何だか自分もイライラしてくるし、
悲しそうに泣いている人を見たら、
やっぱり不思議と悲しくなってしまうし、
楽しそうに笑っている人を見たら、
やっぱり不思議と楽しくなる。
シクシク悲しんでいる人を見て、
ケラケラ笑う人はいないだろうし、
ケラケラ笑う人を見て、
シクシク悲しむ人もいないだろう。
いつしか“共感する”という能力が、
僕たちには備わっているのである。
きっと「類は友を呼ぶ」なんて言葉も、
その“共感”から生まれたもので、
いつも笑顔の人の周りには、
笑顔の人がたくさんいるし、
いつも怒っている人の周りには、
笑顔の人はいないわけで、
「類は友を呼ぶ」というよりは、
「類は友を生む」というか、
周りをどのように“共感”させているか、
なのかもしれない。
「他人は自分を映す鏡」
とはそういうことなのであろう。
そんな本日11月30日は、
「いいミラー」の語呂合わせで、
『鏡の日』と言われている。
朝起きて洗面所で、
鏡の自分にニコッとする、
それが健康にイイというのも、
鏡の自分に“共感”を得ているから。
鏡に映る「鏡の自分」も、
他人という「鏡の自分」も、
ニコッと笑顔でいられますように(^^)
さてさて、
音楽もまさにそんな“共感”が生まれるものであり、
ライブはまさにそんな“共感”が生まれる場所。
ミュージシャンの感情は、
不思議なほど人に伝わる。
そしてもちろん、
その逆も然り。
会場の笑顔や明るい感情が、
ステージをさらに明るく笑顔にしてくれる。
つまり、
僕が満面の笑みで歌えるのは、
皆さんの笑顔のお陰。
いつもありがとうございます。
今日で11月もラスト。
来月もいっぱいライブさせていただきますので、
いっぱい笑顔になり合いましょう(^^)/
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伊藤直輝ホームページ
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