逆考古学者になるために

 
遠い昔の人たちから、
学ぶことはたくさんある。
 
誰からともなく語り継がれてきた、
“おばあちゃんの知恵”のようなものも、
 
遠い昔の人たちから学ぶ、
大切なものの一つであろう。
 
科学も発展していない時代に、
その辻褄が合うような不思議な智恵。
 
人類が積み重ねて来たものは、
とても興味深いものである。
 
そんな遠い昔の人たちからのメッセージは、
地面にも埋まっている。
 
地層から時代がわかり、
何かの欠片から見える景色。
 
その調査や研究は、
あまりにも地道で壮大。
 
僕には手も足も出ないけど、
興味だけは持っている。
 
何百年何千年前の人たちと、
間接的に触れ合えるようなものだから、
 
本当に夢が詰まっている。
 
そんな本日は『考古学出発の日』
 
大森貝塚」を発見&発掘調査した、
エドワード・モース博士が来日した日だそうで、
 
汽車で横浜から新橋へ向かう途中、
窓から貝殻が一帯に堆積している場所を発見したそうな。
 
もうその時点ですごい(笑)
 
僕だったら確実に気付かないだろうし、
気付いたとしても掘ろうとは思わなかっただろう(笑)
 
実は日本の土は酸性で有機物は残らないらしいのだけど、
貝殻のカルシウムが土を中和してくれるそうで、
 
そこから人骨などいろんなものが、
発掘されるのだとか。
 
だから貝塚はタイムカプセルのようなもので、
とても貴重な場所ということなのだ。
 
 
さてさて、
現代ではデジタルタトゥーなんて言葉があるように、
ネット上の情報は消えることはない。
 
YouTubeはもちろんのこと、
配信ライブや配信番組、
 
僕の歌も音楽も、
僕のおバカなトークも(笑)
 
そして毎日書いているこのブログも、
ある意味でデジタルタトゥーであり、
 
言葉や内容や行間などなどに、
僕という人間のいろんな情報が残っているのだろう。
 
まさにデジタルタトゥーならぬ、
デジタルイトゥーとでも言おうか。
 

それが言いたかっただけだろ(笑)
 
っとまぁ冗談はさておき、
 
つまり僕の音楽も言葉も歌も、
活動の全ては遠い未来の人たちへ残せるということ。
 
そう考えると、
“逆考古学”のような感じで夢が広がる。
 
誰にどんな風に届くかは分からないけど、
僕が心の底からいいと思う作品を、
胸を張って残せるように今日も地道に頑張ります(^^)
 
ではでは、
皆さんも良き日曜日を☆

 
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伊藤直輝ホームページ
http://naoki-ito.com