みんなのうたを歌おう

 
芸術というものは、
基本的に自由なもの。
 
何を表現するかも、
どのように表現するかも、
 
作り手の意図やセンス、
それが全てである。
 
音楽もコード進行や音階など、
理論というものもあるけど、
 
それが絶対的ルール、
というわけでは決してない。
 
気持ちよければそれでいいし、
気持ち悪くても不正解ではない。
 
作り手が良しとすれば、
それが一つの作品になる。
 
そして芸術は、
発信する側の自由だけでなく、
 
受信する側の自由、
というものもあるから面白い。
 
芸術を完成させるのは、
受信する側なのかもしれない。
 
僕の作品たちは、
一体どんな顔をしているのか、
 
作った者として、
知りたいところである。
 
出来れば、
ポジティブな顔だけを(笑)
 
そんな僕はどちらかというと、
作詞にとても時間がかかるタイプ。
 
こうして毎日ブログを書いていても、
やはり作詞というのは難しい。
 
「歌」において、
それだけ重要だということだろう。
 
もちろん、
その歌詞においても自由なわけで、
 
絵画で言うところの“抽象画”
的な難しさがあってもいいし、
 
絵画で言うところの“風景画”
的な直球さがあってもいいし、
 
どのような作品にしたいか、
というビジョンによって変わる。
 
僕らしい曲もらしくない曲も、
どんどん生み出したいものである。
 
そんな本日4月3日は、
『NHKで「みんなのうた」が始まった日』
 
昭和36年の本日、
みんなのうた」がスタートしたらしい。
 
今ではジャニーズの曲みたいになっている、
「WAになっておどろう」もその一つ。
 
みんなのうた」で初めて聴い時から、
僕も大好きな作品である。
 
決して、
「ワニなって踊ろう」ではない(笑)
 
みんなに共通する、
みんなが共感できる、
 
まさに「みんなのうた」である。
 
 
さてさて、
先日のワンマンでお披露目した新曲も、
僕にとっては「みんなのうた」で、
 
迷いまくった曲の名前に、
みんなのうた
という曲名が候補にあったほど。
 
皆さんの中でどんな顔をしているか、
どんな風に受け取ってもらえるか、
 
その答えは分からないとして、
また一緒に深呼吸して楽しめるように、
 
新年度もたくさんライブいたしますね!(^^)

 
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伊藤直輝ホームページ
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