吾輩のメロディーで

 
吾輩は猫である
 
もちろん、
僕は猫ではありません(笑)
 
っが、
いったい僕は何者なのだろうか。
 
大手事務所所属のアーティスト、
というわけではなく、
 
会社もなければデスクもなく、
制服もなければ名札もない。
 
いま流行りの“フリーランス
と言えば聞こえはイイけれど、
 
“自称”と言われれば、
言い返すことはできない。
 
っと、
 
そのようなことを、
若い頃は気にしていたし、
 
実際にそれを痛感する場面も、
何度も経験してきた。
 
嘘でも事務所の名前があるだけで、
対応というのは変わる。
 
個人では上がれない土俵にも、
肩書き一つで上がれたりして。
 
空に上がる凧は、
持ち手がいなければ上がらないように、
 
どこかに所属するという土台は、
社会においては大切なことなのだろう。
 
安定感や安心感は、
どうしても違ってくると思う。
 
だけど本当に大切なことは、
“肩書き”などではなく、
 
やはり最終的には、
“中身”だ。
 
どれだけ着飾っても、
認めるのは自分ではない。
 
きっと猫は、
自分が猫だと思って生きていない。
 
自分の目線で、
自分らしく生きているだけ。
 
それを人間が勝手に、
猫を猫だと判断しているだけ。
 
だから、、、
 
僕が何者であるかは、
僕が決められることではないのである。
 
そんな本日は『漱石の日
 
言わずもがな、
夏目漱石のことで、
 
明治44年2月21日
“文学博士”の称号付与を辞退した日なのだとか。
 
功績が認められ、
とても名誉なことだけれど、
 
「自分に肩書は必要ない」
 
と断ったのだそう。
 
・・・
 
もったいない!(笑)
 
という本音は置いといて、
実にカッコイイ背中である。
 
僕ならきっと、、
尻尾を振って受け取るだろう。
 
吾輩は犬である(笑)
 
 
さてさて、
そんな何者か分からない、
伊藤直輝というワンちゃんだけど(笑)
 
“この人はミュージシャンだ”
 
と認めてもらえるような、
いいメロディーがまた生まれた。
 
きっと気に入ってもらえるはず(^^)
 
頑張って形にしますね!
 
ワンワン!

 
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伊藤直輝ホームページ
http://naoki-ito.com