未来も生きているように

 
美味しいとか嬉しいとか、
楽しいとか面白いとか、
 
感情というものは、
その瞬間に感じるものだから、
 
やはり「今」というのは、
当たり前に大切なこと。
 
いろんな出来事がある毎日、
明日がある保証などないわけだから、
 
尚更に「今」というのは、
当たり前に大切なこと。
 
「今がすべて」なのだけど、
 
それは「今」だけを見ればいい、
というわけでは決してない。
 
今のすべては「今」あるものだけど、
形を変えて「未来」に残るものだから。
 
例えば誰かとの出会いで、
進む道が変わったりだとか、
 
頑張って勉強したことが、
いつか役に立ったりだとか、
 
良いことも悪いことも、
「今」だけでは終わらないのである。
 
そしてそれは自分だけのものでなく、
誰かの中にも残ることもあるわけで、
 
そんなことをひっくるめて、
「今」が大切なのである。
 
だから、
 
このブログも一回のライブも、
毎週の番組もレコーディングも、
 
いや、
 
活動だけでなく毎日の生活、
メールも電話も人間関係も、
 
きっと“生き方”として、
「今」に覚悟を持つ必要があるのだろう。
 
っと、
思える出来事があった。
 
 
2001年、
僕はZAIというユニットを結成し、
 
ライブ活動や音源の制作、
いろんな活動をスタートした。
 
それから紆余曲折、
本当にいろんなことがあって、
 
「今」伊藤直輝として、
ソロ活動をしているわけだけど、
 
当時の音源が「今」になって、
新たなお耳に届いたのである。
 
演奏にしても歌にしても、
アレンジもサウンドも、
 
声もめちゃめちゃ若いし
正直にいうと“赤面もの”
 
と、
本人は思ってしまうのだけど、
 
「心地よく聴いていただけた」
とのこと。
 
これは本当に嬉しいことで、
当時の僕にも伝えてあげたい。
 
あれから20年・・・
 
大切に保管していただけたことも感謝だし、
当時の僕の歌が生きていることに感激だ。
 
ありがとう。
 
改めて、
感じられる信じられるのは、
 
流通に乗れるかどうか、
メディアに乗れるかどうか、
 
価値というものは、
そういうことで計れるものではないということ。
 
「今」の僕の活動も、
いつか未来の誰かに届くかもしれない。
 
それを胸に持って、
2023年も全力で活動しなければ。
 
がんばるでぇ!
 
皆さん、そして未来の皆さん、
どうぞよろしくお願いいたします(^^)

 
・・・・・・・・・・・・・・・・・
 
伊藤直輝ホームページ
http://naoki-ito.com