大昔から歌は詠まれていた。
いわゆる和歌というやつだ。
同じ歌というものにしては、
今とは全く違うものだけど、
風景や風刺や恋心や物語や、
今も昔も人の心は歌になる。
きっともっと遡っていくと、
五七五もメロディーもない、
さらには言葉もないような、
それでも何か感情を伝える、
そんな歌があったのだろう。
地球上で初めて生まれた歌、
そんなの知る由もないけど、
音楽や歌はそんな風にして、
溢れる心から生まれたはず。
それを今も忘れずにいよう。
本日は『百人一首の日』だ。
小倉百人一首が完成した日、
と言われているそうである。
さてさて、
このライブ活動自粛期間に、
今こそ僕がやるべきことは、
僕の心を歌にして残すこと。
ちゃんと音源にすることだ。
なんだかんだで気が付けば、
ライブ活動ばかりの日々で、
音源にない曲がかなり多い。
歳を重ねてきたこともあり、
少し考え方も変わってきた。
どんな形でもその時の僕を、
ちゃんと残しておかないと。
十代のときに作った曲なら、
十代の僕が歌っておくべき。
それが青臭く感じられても、
恥ずかしがることではない。
むしろそれが貴重な音源だ。
っていう当たり前のことに、
40になって気付くのだな。
もう十代には戻れないけど、
未来は今の自分が一番若い。
今からでも遅くはないのだ。
だから僕がやるべきことは、
百人の歌人から一首でなく、
一人の歌人から百首である。
つまりアルバムタイトルは、
『一人百首』ということだ。
↑
却下(笑)
ということで、
レコーディング頑張ります!
みなさん今日も笑顔で(^^)/
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