ランナー2024

 
“走る”という行為を、
人は何故するのだろう。
 
誰かを追うだとか、
誰かに追われるだとか、
 
スポーツ選手のように、
それが仕事だったりだとか、
 
必要に応じての“走る”
というのは分かるとして、
 
例えば市民マラソンだとか、
個人的な日課だとか、
 
誰に強制されるでもないのに、
何故に人は“走る”のだろうか。
 
その心理については、
なかなか興味深いところ。
 
どれだけ走ることが得意でも、
息切れはするし体力は消耗するし、
 
走ることがしんどくない、
なんて人は絶対にいない。
 
誰もが共通に、
“走ることはしんどい”のに。
 
それでも人は走る。
 
考えてみれば、
なかなか不思議な行為である。
 
そんな疑問を持つ人は多く、
ネットにはいろんな調査結果があるのだけど、
 
「健康維持のため」とか、
「ダイエットのため」とか、
 
そういうフィジカルな理由だけでなく、
 
「不安を解消するため」とか、
「気分の落ち込みを解消するため」とか、
 
メンタル面での理由も多いとのこと。
 
確かに、
 
僕も高校生の頃、
吹奏楽部の部長をやっていたとき、
 
ストレス発散の方法として、
3駅分ぐらいランニングで往復していた。
 
ただただ走ったところで、
どこへ行けるわけでもなく、
 
抱えていた問題も、
何ひとつ解決しないのに。
 
それでも走ることで、
ストレス発散だけでなく、
 
頭を整理したり気合いを入れたり、
気持ちを入れ替えていたことを思い出す。
 
きっと人は“走る”ことで、
新しい自分に生まれ変われるのである。
 
そんな2024年お正月。
 
風物詩のひとつ「箱根駅伝
100回目の記念大会が開催されている。
 
もちろん箱根駅伝は、
大学の“競技”なので、
 
“走る目的”はひとつ、
「優勝」なのだろうけど。
 
 
さてさて、
何だかんだで走り続けた、
そんな昨年の一年間だったわけだけど、
 
今年も僕のミュージシャンライフは、
引き続き走り続ける日々になりそうである。
 
たくさんのライブ日程はもちろんのこと、
レコーディング作業も並行する。
 
あくまでも予定だけど(笑)
 
と、
 
僕が走る理由は、
「出会い」と「笑顔」のため。
 
2024年も走るでぇ~♪
フォレストガンプのように(^^)

 
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伊藤直輝ホームページ
http://naoki-ito.com