手乗りになるように

 
子供のころから動物好きで、
いろいろ飼っていたのだけど、
 
動物との生活で学んだことは、
とても大きかったと思う。
 
ちゃんとエサを与えて、
ちゃんと排泄物を掃除する、
 
生き物を飼うという、
その大変さはもちろんのこと、
 
命の重さや儚さを、
子供のころから目の当たりにした。
 
そしてもう一つ学んだことは、
“フィーリング”じゃないかと思う。
 
ものすごく曖昧な表現だけど、
“フィーリング”がピッタリなのだ。
 
動物語が話せるようになる、
なんてことではないにしろ、
 
なんとなく“感じ合える”
という瞬間は確かにあったし、
 
心の距離というものは、
間違いなく近づいていたはず。
 
“懐く”というのが、
その証拠であろう。
 
そしてその“懐く”は、
お互いさまなこと。
 
互いに心は寄り添い合ったのだ。
 
そんな本日は『文鳥の日』
 
10と2と4で「手に幸せ」
という語呂合わせから記念日に制定。
 
要するに、
「手乗り文鳥」ということなのだけど、
 
なにも文鳥の全員が全員、
手乗りになるというわけではない。
 
互いの信頼関係だったり、
心の距離が近づいてこその行為。
 
手に幸せを乗せるためには、
互いのフィーリングが大切なのである。
 
 
さてさて、
そんな「互いのフィーリング」は、
音楽活動においても欠かせないもの。
 
対「人」はもちろんのこと、
対「楽器」にも対「楽曲」にも。
 
温かい人の音楽が、
温かく感じるのはそこだと思う。
 
急ピッチで進めている、
僕のクリスマスアルバム
 
レコーディングは終了し、
ミックスや編集の工程へ突入。
 
間に合うかは、、、
正直ちょっと不安だけど、、、
 
確実に言えることは、
温かいアルバムになっているということ。
 
なのでぜひ、
 
皆さんの手に乗せてくださいね(^^)

 
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伊藤直輝ホームページ
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