両手に乗せられるものは、
どうしても限られている。
全部が全部を掴むことは、
阿修羅マンしか出来ない。
僕たちの体は一つであり、
僕たちの時間は限りある。
だから一番大切なものを、
絶対に離してはいけない。
僕は音楽を離さずに来た。
そして多くを失って来た。
それでも音楽を離さずに、
この道を行く以外にない。
少し寂しいくらいの方が、
いい歌を歌えるのである、
なんて言い聞かせながら。
それでもだからと言って、
諦めてはダメなのである。
100しか掴めなくても、
100以上掴もうとする、
そういう姿勢じゃないと、
100も掴めないだろう。
阿修羅マンじゃなくても、
阿修羅マンの姿勢で行く。
本当に一番大切なものを、
絶対に離してはいけない。
諦めてはダメなのである。
欲張りにしぶとく行こう。
さてさて、
10月24日『文鳥の日』
手乗り文鳥の雛が出廻る、
という10月に合わせて、
「手に文鳥を乗せる幸せ」
という語呂合わせらしい。
「10」と「2」と「4」
「手」「に」「幸せ」だ。
もし幸せが文鳥だったら、
手に乗り切らない幸せは、
この頭や肩に乗せられる。
なんて発想をしてみると、
素晴らしいヒントになる。
阿修羅マンじゃなくても、
出来るのではなかろうか。
無理矢理な考え方だけど、
考え方一つで心は変わる。
今日も僕はポジティブに、
自分の道を進もうと思う。
皆さんも素敵な日曜日を。
(^-^)/
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伊藤直輝ホームページ
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