ときどき自分がわからなくなる。
バランスが崩れてきたのだと思う。
カニで例えるなら、
シオマネキのようなものだ。
シオマネキが片足立ちで、両手を広げてバランスをとっているような感じだ。
って、
この文章が一番よくわからないと言われそうだがw・・・
そして、
崩れてきているのは僕の中だけのことじゃなくなっている不安がある。
“歌う伊藤直輝がいてこその、喋る伊藤直輝”
であり、
“喋る伊藤直輝がいてこその、歌う伊藤直輝”
という、
長い活動の中で行ったり来たりしながらも、
ゆっくり築き上げたバランスがあった。
今の僕はどうしても、
片方の伊藤直輝が大きくなり過ぎてしまう。
だから、
もう一人の伊藤直輝が消えないように、
カニ化にブレーキをかけるために、
この季節にドンピシャの歌を届けることにした。
ぜひ、
八月最後の日曜日、
ゆっくりじっくり、
聴いていただけると、
嬉しいガニ。