ほんの一本の道を拓けるだけで、
未来は大きく変わるものだろう。
あみだくじも線を加えるだけで、
行き先は大きく変わってしまう。
過去から現在を現在から未来を、
道は世界を変え続けているのだ。
そんな「道」はいろいろとあり、
地の道も海の道も空の道もある。
そして僕らには人生の道がある。
車の走れる道は限られてるけど、
人生を行く道は限られていない。
どこにどんな抜け道があるのか、
もしくは道なき道を行けるのか、
僕たちの未来を左右するものは、
この目の前にある道なのである。
さてさて、
本日は地中海と紅海を結んでる、
スエズ運河が開通した日だとか。
アジアからヨーロッパ諸国まで、
開通する以前は非常に遠かった。
アフリカ大陸を大きく迂回する、
というルートしかなかったのだ。
だから労力も時間も費用も高く、
さらにリスクまでもが高かった。
それがスエズ運河の開通により、
すべてを低くすることが出来た。
つまりアジアとヨーロッパ諸国、
その距離を縮められたのである。
ほんの一本の道が未来を変える、
まさにそんな出来事だったのだ。
そして「道」はいろいろとあり、
「出会い」もその一つだと思う。
人でも物でも出来事でも何でも、
出会って知ることで道は変わる。
僕たちの毎日はそんな風にして、
いつも明日を変えるド真ん中だ。
今日もいろいろあるだろうけど、
道を拓くドアだと思って行こう。
スエズ運河のような前髪だって、
このインパクトが誰かに残れば、
未来への道になるかもしれない。
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伊藤直輝ホームページ
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