鈍感に敏感にならないと。

むちゃくちゃ歩いて、
それから自転車に乗ると、
そのすごさとありがたさを知る。

自転車でひたすら走って、
それから車に乗ると、
そのすごさとありがたさを知る。

普段は車に乗ることが多い。
できるだけ自転車も乗るけれど、
距離的や時間的なことから、
どうしても車が多くなる。

そんな毎日だ。

昨夜は終電を逃し、
あるところから歩いて帰った。

真夜中の静かな裏道をひたすら。
ほんの1時間ちょっとだから、
大した距離でも時間でもないのだろうけれど、
普段の歩くことの少なさを知った。
靴擦れをした。

そして今日もまた、
いつも通り自転車も車も乗った。

だけど結局また、
そのすごさとありがたさを感じられなかった。
残っていたのは靴擦れの痛みだけだ。

大切な人や大切なことが、
そんな風になってしまっていないかな。。