“世界は広いが、世間は狭い”
出会いを感じる音楽活動の中では、
そんな風に感じることがよくある。
かれこれ十数年続けている活動で、
いろんなライブハウスに出演してきたけれど、
そのほとんどが4組〜6組ぐらいで共演する対バン形式のライブイベントだ。
つまり10回ライブをすれば40〜60ぐらいとの共演になる。
中にはユニットや5、6人のバンドもいるから、
人数としてはもっと多くなる。
もちろん毎回全員が初対面ってわけではないけれど、
改めてこうして考えると、
繋がりがどんどん広がるのは当たり前かもしれない。
そんな活動の中で、
もう7、8年前になるのかなぁ、、
「3plus」というバンドを好きになった。
当時から演奏も上手かったし曲もよかった。
バンドの思惑があったのかはわからないけれど、
僕の勝手な感覚かもしれないけれど、
特にメロディーラインに、
“京都”
って雰囲気があるように感じてすぐに惹かれた。
あんなバンドに入ってみたいなって当時もよく思っていた。
そんな3plusはいつの間にか、
「夕霧」
という名前に変わっていて、
2006年ぐらいに活動休止になっていた。
だけど繋がりはちゃんと生きていて、
メンバーの方々とはちょくちょくお会いすることに。
ある時はツーマンライブに出演したら、相手方のサポートメンバーをされていたり、
ある時は高校の頃からの親友の結婚式で歌っていたら、その式の関係者だったり、
そして今では安田仁さんのスペシャルバンドで一緒に演奏したり、、
いやマジで、、、
昨夜はその夕霧の一夜限りの復活ワンマンライブ
夕霧 〜 一夜の幻ライブ 〜
たぶん聴いたことある曲もあったりして、
またもや聴きながらいろんな思いが巡った。
それもそのはず、
ステージ上のメンバーのみなさんや曲はもちろんだけど、
客席でも意外な再会があった。
別の繋がりのミュージシャンが実は共通の知り合いだったり、
大学時代のオーケストラサークルの同級生がいたり、、、
実は安田仁さんも夕霧の頃からの繋がりだったみたいだし・・・
いやマジで、、
どんだけplusやねん!
と
いったい何plusやねん!
と
笑ってしまいそうな繋がり。
昨夜はまさしく、
“世界は広いが、世間は狭い”
そんなひと時を過ごした。
そして、
夕霧のライブのあとは、
移転したタカセガワ ブルースコーヒー、
チカキッサ タブコ
へ行ってきた。
昨夜はこちらでも軽音楽部というライブをされていたので、
カレーパスタを食べながら、
かなり濃い一日になって、
帰った頃にはグッタリしてしまったけど、
心には音楽パワーをだいぶ足されたと思う。
いやマジで、、
いったい何plusやねん!(笑)