あと一歩、前へ出れなかったり、
あと一つ、押しが足りなかったり、
あと少し、勇気が足りなかったり、、
後悔はできるだけ少なく生きようと思っているけど、
あとちょっとのことができなくて、
小さいけど積もり積もって大きくなるような、
妙な後悔をすることがある。
だから、
そのあとちょっとのことをできる自分になろうと心がけている。
“その人の音楽はその人自身を表す”
と言えるように、
不器用なところや、勇気のなさや、消極的なところや、
そういった部分があるからこそ歌える歌もあると思うけど、
あとちょっとを出来る人になれれば、
妙な後悔だって減るだろうし、
僕の音楽や状況だって変わってくることがあるはずだ。
そんな思いで、
昨日はとある場で、
ぎこちないながらも行動に。
おかげでついつい最終電車を逃してしまうほどの時間になってしまったけれど、
後悔のない背中で家路につけた。
電車は途中までしかなく、
自転車をおいた駅まではあと4駅。
台風も近く、雨風もそれなりだ。
っが、
ここでまたさっきの“あとちょっと精神”に火がついて、
「よし!歩こう!」となった。
火のつけ所が間違っているのは承知している(笑)
まぁなんだかちょっと歩きたい気分だったんだ。
いろんなことを考えながら、真っ暗な道を一人で歩くのは、
そんなに悪くはない。
ただ、
雨風の中、けっきょく1時間強も歩き、
ズボンも靴もずっぶずぶに濡れ・・・
帰ったときにはクッタクタ(^^;)
やっぱり駅を出たとき、
例の“あとちょっと精神”で手を挙げ、
タクシーを拾うべきだったんじゃないか?と、
妙な後悔をしてしまった(笑)
ヘイ!タクシー!