そこに意味など求めない

心臓破り・・・

っとまではいかないまでも、

結構な傾斜と結構な長さの坂道を、

久々に自転車で駆け上がった。

目的地は坂を登りきった向こう側、

上って下ったところ。
 
 
途中の信号は止まったけど、

それ以外は根性で、絶対に降りて押すなんてことはしなかった。

なんとなく“立ちこぎ”は見た目の必死感が恥ずかしい気もしたけど(笑)

でもこれは紛れもなく自分との戦いだったから、負けたくなかった。
 
 
 
坂の頂上が見えてきたところらへんで信号が赤で止まって、

パッと横の道を見たら別のルートが思い浮かんだ。

この道を折れてグルッと回れば、これ以上わざわざ坂を登らなくても、目的地に着ける!

つまり高さ的にはちょうど目的地と同じ高さにいたのだ。

これ以上坂を上って、そして下るという、無駄な労力も必要ない!

実は普段は車でササッと上る坂道だったので、

そんな迂回ルートにをすっかり忘れていたのだ。

しかも、

迂回といっても、そんなに距離も変わらないし、
車通りも少ない裏道で安全。

物理の計算式で考えても、
完全にエネルギー量は少なくて済む。

どう考えても、ここは信号を折れるのが正解。

わかっている。
 
 
わかっている。。
 
 
わかっている・・・
 
 
 
・・・けど!!
 
 
ここで折れるのはどうも悔しかった。

なんだか坂道からリタイヤしたようで、

ごっつい負けたような気がして・・・
 
 
お察しの通り結局、

坂道を登りきって、満足気にシャーッッと足を広げて下った(笑)
 
 
 
坂を気持ちよく下りながら、改めて思ったけど、

こういうところが、

頑固だと言われる所以であり、

生き方が下手くそだという証拠なのだろうな、、、。
 
 
っが、

そんな自分が嫌いじゃない(笑)

この性格はどうしようもなさそうだ(^^;)
 
 
 
さてさて、

そんな超無意味な自分との戦いに挑んでしまう僕だけど、

作曲という戦いにおいても、逃げずに頑張っている。
 
 
シャーッッ!!と坂道を下るような、

気持ちのいい曲が生まれますように。。