新しい音源

6月のワンマンライブを無事に終え、

日曜日は久しぶりに心身ともにゆっくりできた。

目覚ましもかけず、
目が覚めてもしばらくゴロゴロ。

なんだろう、この至福の時間(´▽`)

やっぱり好きだな、A.M.

そんなゆっくりとした時間、
何気に目に入ったCDを手にとって、
なんとなくデッキへ。

むちゃくちゃ久しぶりに、
ほんとになんとなく、
聞いてみた。

前身ユニットZAIのときのCDだ。

NINEBALL

01 special night
02 背中越しの君よ
03 雨に濡れた王様
04 あいつには言えない君の歌
05 潜む影
06 果てなき道
07 既知との遭遇〜相方が宇宙人に間違えられた?!〜
08 ユメニカエテ
09 Yell

“愛を込めた究極の9曲”

当時、
そういう思いで一生懸命に作ったアルバムだ。

宅録音、いわゆる宅録ってやつで、
アコースティックギターを重ねて、
至る所にコーラスを重ねて、
相方とその時の精一杯で、
出来るだけイメージに近づけるように、
力とアイデアを絞った作品。

確かに、いま聞くと、
歌も演奏もアイデアも、、

「おやおやσ(^_^;」

っと思ってしまう部分は多々あるけど、
でもそこにはしっかりと愛情が詰まっていて、
なんていうか、

“僕の血がちゃんと通っている”

そんな印象を受けた。

アコースティックギターの弾き語りサウンド
という飽くまで二人組のZAIの音源に、
当時はどこか満たされない気持ちもあったんだけど、
それがZAIサウンドであり、
ZAI Styleだったんだな。

音源を作るとなると、
というか、
ライブでもなんでもそうだけど、
上を目指す以上、

「前回よりももっともっといいものを」

という気持ちでいるから、
なおさら、
ソロの活動を始めて、
初めて作ったアルバム「N」は、
今までで最高傑作を!
って気持ちは強かったし、
そう言える作品になったと思っている。

そしてそれから早くも二年近くになる。

“新しい音源”

というものへの気持ちはやはり強くなる。

だけど正直、
「N」
以上の条件でのレコーディングは、
今は難しいかもしれない…

だけど、

“愛情たっぷりの”
“僕の血がしっかり通った”

そんな作品をそろそろ…