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僕が前回のblogでカッコをつけたのは
キザなわけでも、モテたいというわけでもなく、
下心があったからだ。

まぁ、下心と言っても
ただ単にこの話に繋げたかっただけなのだが。

「この間の8月のワンマンライブは
お盆最終日の大文字の日だった。」

この文章の中ではほぼ全員が

だいもんじ

と読むだろう。

だけど

「大文字」

という文字だけを見たら、

“おおもじ”

と読む人も出てくる。

他にも同じように
二つ以上の読み方や意味をもつ言葉はたくさんある。

きっと子供の頃に

小豆島を“あずきじま”
と読んだ人もいると思う(笑)

先日のblogでは
裏方の話の中だったから、

黒子(くろこ)

とカッコによみがなを書く必要はなかったのだけど、

“ほくろ”

も同じ漢字。

英語もそういうのあるけど、
何故そんなにややこしいことをOKとしたのだろうか…

一つの言葉に一つの意味

としてくれればずいぶん難易度が下がったと思うのだが…

ん〜…

だけど、そういう
文脈によって読み方や意味が変わる
ということによる面白さというか
深みが出ることがあるのも確かだ。

いつも作詞やタイトルなど、
「てにをは」
までじっくり考えて書いているけど、

いま作っている曲も
そういう角度を持たせられそうだ。