学生時代は国語が苦手で、
読書も全くしなかったし、
授業はほぼ聴いてなかったし(笑)
成績は本当にギリギリだった。
たぶん今でもきっと、
得意ではないのだろうけど、
作詞をするようになってからは、
興味を持つようになり、
とりわけ“言葉”には、
細心の注意を払うようになった。
昔から基本的に敬語を使う、
というような生き方なので、
言葉遣いに関しては、
悪くはなかったと思うけど、
言葉を使い間違えたことで、
誤解やすれ違いが生まれたこともあるし、
悪気はなかったにせよ、
相手に嫌な思いをさせたことだってある。
“言葉”は本当に大切である。
どれだけ正しいことを言っていても、
その言い方ひとつで色が変わる。
青い色の言葉と、
赤い色の言葉では、
きっと言い方も違うし、
丸か四角か形も違うだろう。
肩を叩いて伝えるのと、
頭をしばいて伝えるのでは、
全く同じことを伝えるにしても、
全く違う物になるのである。
もちろん時には、
赤い色の言葉も必要だろうけど。
そんな本日は『鏡開きの日』
お正月に飾っていた鏡餅を、
小さく割る日なわけだけど、
ここで大切なのは、
刃物を使わないこと。
小槌で割ったり、
手で割ったりするのが通例で、
言葉も「切る」ではなく、
あくまでも「開く」を使う。
「運が開ける」を連想できて、
縁起が良いという理由だ。
これも一つの言葉の色、
というやつである。
さてさて、
そんな繊細な言葉を連ねて、
メロディーに乗せるのが歌。
まだまだ奥が深くて、
潜り続ける一方の僕だけど、
次に歌うべきことが閃いた。
いい曲が出来そうな気がするような気がするような気がするような気がする。
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弱気か!(笑)
完成したら、
きっと温かい歌になると思います(^^)
ってなことで、
鏡開きに負けないぐらい心を開いて、
今日も笑顔の溢れる一日を☆
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伊藤直輝ホームページ
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