目指すはオホホライフ

 
「車が趣味です!」
 
と言えるほどではないけど、
こう見えてドライブ好きである。
 
ドライブというか、、
 
「運転することが好き」
と言った方が近いのかな。
 
だから横に誰もいなくても、
車でお出かけすることが楽しい。
 
いや、むしろ一人の方が、
好きな音楽を聴けていいかも。
 

強がりにも聴こえるけど(笑)
 
そんな風に行きたいところへドライブ、
車でパァ~っと行けるのは幸せだ。
 
雨風も関係なく服は濡れないし、
くせ毛もうねらないし、
 
重たい荷物も運べるし、
快適に好きな音楽も聴けるし、
 
体力もさほど使わないし、
時間もずいぶん短縮できるし、
 
文明が生んだ素晴らしい乗り物、
生活が豊かになるアイテムだと言える。
 
そんな便利で素晴らしい、
 
“カーライフ”
 
ではあるけれど、
 
原点に立ち返って歩いてみたときに、
カーライフでは味わえないものがあるのに気づく。
 
人は苦労を知るから“もっと便利に快適に”
と上を目指すわけで、
 
だからこその素晴らしく便利な世の中、
この現代があるわけだけど、
 
それがゆえに、
“足元に咲く小さな花”
に気付けなくなっている。
 
歩いて進むのは、
確かに時間がかかるし、
体力も必要になるのだけど、
 
徒歩だからこそ、
ゆっくりと景色を楽しめる。
 
足元の小さな花にも気づけるだろう。
 
行きたいところへ、
簡単に行けてしまうことも素晴らしい。
 
だけど、
行きたいところへ行く、
その道中にこそ旨味が隠れているのだ。
 
本日は語呂合わせより、
10月4日『徒歩の日』
 
人生、焦らず、
テクテク行きましょう(^^)
 
 
さてさて、
なかなか思うようにいかない、
僕のこの音楽人生なのだけど、
 
そして僕の恋愛人生なのだけど(笑)
 
そのお陰で、
自分の大切な作品たちがある。
 
何でもかんでも思い通り、
夢も恋愛も叶っていたら、
 
目的のところへ、
車でパァ~と辿り着けていたら、
 
今ある僕の作品たちは、
確実に生まれてなかっただろうし、
 
もしかしたら今ごろ、
歌いたいことがなくなっていたかもしれない。
 
地道で泥臭い“徒歩人生”だからこそ、
歌いたいこと叫びたいことが溢れるのだ。
 
だから、
 
悔しいことも不安も、
いろいろあるだろうけど、
 
男は黙って一歩ずつ、
足を出して行こうじゃないか。
 
間違っても、
 
“トホホ人生”
 
だなんて思わずに。
 
そしていつか、
 
“オホホ人生”
 
にしてやろう!

 
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伊藤直輝ホームページ
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