行きたいところへ瞬時に行ける、
「どこでもドア」があるならば、
いろんなところに行ってみたい。
ナスカの地上絵も万里の長城も、
ナイアガラの滝もピラミッドも、
やっぱり自分の目で見てみたい。
いつか「ドラえもん」のような、
すごいロボットは生まれるかな。
誰もが子供の頃はそんなことを、
きっと考えていたのだろうけど、
旅の目的は目的地ではないのだ。
その道中で起こるすべてが旅だ。
さてさて、
9月3日はドラえもんの誕生日。
とは言っても2112年なので、
まだまだ先のことなのだけれど。
その頃にはほんとにできるかな。
さすがに無理か(笑)
もしもほんとに出来たとしても、
鼠が苦手なんてことはないはず。
(笑)
っていうかほんとに出来てたら、
とっくに現代に来てるだろうし、
コロナのことも助言くれたはず。
つまり出来てないということだ。
うん、、
なんだか夢が潰れてしまったな。
(笑)
だけど思うのだ、
ドラえもんがいたら幸せか、と。
もちろんいろんな道具があれば、
とっても便利だし助かるだろう。
でもきっと失うものもあるはず。
「ドラマティック」ってものだ。
冒頭の「旅」のことだってそう、
大切なのはそこへ向かう道中だ。
携帯電話などなくてすれ違って、
だから急いで走って会いに行く。
そこにドラマは生まれたものだ。
どこでもドアで会いに行けたら、
それはそれでそれなのだけれど、
ドラマチックの欠片さえもない。
そう思うと、
なかなか上手くいかない人生も、
なかなか面白い旅かもしれない。
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伊藤直輝ホームページ
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